アンサンブルはよく会話に例えられます。
一方的にまくし立てない、周りの状況に合わせた声量で話す、相手の話に被せない、相槌を打ったり、目をじっと見たり反らせたり、話題を変えたり、間を取ったり、ふざけたり、ちょっと騙したりという事ですね。
ただ音楽なので、敢えて煽ったり、いきなり大音量にしたり微弱音にしたり、相手の音に被せまくったり、質問内容と全然関係のない返答を返したり、そうやって歪にする事で緊張感を生む場合が多々あります。勿論使い方は考えないといけません。
音楽は耳で聴くもの。だからプレイヤーとして「聴く」事がどれ程重要か、という事です。
つづく