若い頃は(余程の覚悟を持って音楽に取り組まない限り)基礎練習を疎かにしがちですね。ギターで言えば
・スケール練習(単なるドレミの練習だけではなく、指を開くストレッチの練習、普段あまり使わない小指薬指を使う練習にもなる)
・メトロノームを使ったリズム練習(4分なら4分、16分なら16分、3連なら3連、裏表を正確に弾く、それと右手左手全身の使い方、音楽の聴き方の訓練になる)
になります。
目の前のライブ、本番、目先のテクニックの習得に心奪われ、基礎練習を後回し(或いはまったく着手する気なし)にしてしまいます。
アマチュアで気楽にやっていきたい方は、それで問題ありません。音楽は人生を豊かにする為にあります。楽しむだけでも充分価値があります。
あと、類稀なるリズム感の持ち主、類稀なる手先の器用さをお持ちの方もそこはすっ飛ばしても大丈夫だと思います。それでどんなレベルのプレイヤーとも対等に渡り合えるなら。
世の中、耳の肥えた方ばかりではないですが、実は耳の肥えた方も多いのです。油断は禁物ですよ。