抑揚のない歌い方が好きです。声量から節回しまで。まだ若かった頃はがなったり叫んだりもしていましたが、実は若かりし当時より、抑揚なく淡々と歌いたかったのです。ボサノバみたいに。
同じ曲を色んな人がカバーしている場合でも、抑揚ない方を好みます。素材で勝負!なのか、塩だけで食え!の論理か?はたまた性格や人間性の問題か?加齢?原点回帰?
リズム、テンポ、コードを追い掛けているようでは自分の歌は歌えない。所謂"波を乗りこなせている"状態で歌わないといけないですね。
という感じでジャズ練に励もうと思います。
本日ミュージックスペースにて、8人分のレッスン終了。(殆どが30分レッスン)
たまたまなのだけど、土曜は小学生〜高校生までの超若者だけになりました。まさか私のレッスンが、彼らの人生を狂わせるきっかけにはならないと思いますが、音楽が生活の中にある事で、心を豊かにするも良し、ストレス発散するるも良し、モテたい欲求を満たすも良し、暇つぶしのアイテムにするも良し、なんでも良いと思います。
これから生きていく、長い長い時間の中で、私を通して音楽に関わる事は、彼らにとって一瞬の寄り道かも知れませんが、せめて学校の授業とは違った楽しさを感じてくれればいいな、と思う今日この頃。
「まん延防止等重点措置」指定の為、今月は幾つかのライブ・セッション、そして毎週のお仕事の現場がなくなりました。
が、来るべきジャズライブに備え、日々の研究と練習、そしてまた来るべき歌ものライブに備え曲作り、レッスンの為の譜面書きや音源準備等、やる事は幾らでもあります。即金にはならないですけどね…
でも止まったら死ぬんです。